受験生のみなさま

先輩の声

2017年度卒業

大原 一将さん

就職先 株式会社SHOEI

山梨県立甲府第一高等学校 出身

Q1 現在、どのような仕事をしていますか?
実家の家業である株式会社SHOEIにて、主に経営畑の業務に関わっております。会社が建築、不動産、宿泊業、飲食業等多岐に渡るため、建築の企画営業を中心に、建築実務、不動産実務、ファイナンス業務、広報、新規事業の検討等幅広い業務に触れています。
Q2 大学ではどのような勉強・研究を行っていたか? 現在のキャリアに活かされていることは?
大学では、学部生としては主に政府の金融・経済政策について勉強していました。
家業の影響もあり、日本経済が直面していたデフレに対して、なぜデフレになっているか、解決するためにはどうするべきか、歴史上どのような議論があったか、現実的に解決するにはどのようなプロセスが必要なのか、問題点は?等、主体的に気になる点を学習していました。その経験は、世の中のお金や経済の流れを考える上で社会人になって役に立っていると感じています。
他にも、財務・会計の基礎知識に触れていたので、社会人になってから本格的に財務諸表を読むようになり、学部生のときに触れていて良かったと感じています。
また、個人的な趣味である、歴史や哲学の分野も勉強していました。学生生活を通して、数百冊の本を読み、様々な知識を得ることができ、読書の生活習慣がつきました。 社会人になってからも一般教養の知識が物事を考えたり、人と会って会話する際に話の幅が広がったりと役に立っていると思います。
Q3 勉強以外の大学時代の思い出は? 現在のキャリアに活かされていることは?
一人旅に明け暮れたことです。大学を休学して世界一週旅行をし、世界中の国々を訪れたことは人生の思い出となっています。その際に得た経験や、出会った人々からは計り知れない影響を受け、人生の中での財産と感じています。
他にも、政治家のインターン活動を通して得た経験は、人脈づくり、プレゼン、演説の仕方等に大いに活かされています。インターンを通じて出会った人々とは今でもお付き合いをさせて頂いており、悩みや困ったことがあると金沢まで相談に行き、人生の先輩として様々なアドバイスを頂いております。
Q4 高校生に向けて一言
自然豊かな金沢で学生生活を送ることができ、自分を見つめなおすことができました。
首都圏の大学とは環境も異なるとは思いますが、伸び伸びと学習できる機会があります。
友人や先輩方も皆優秀な方々が多く、弁護士や会計士、医師、自営業、政治家、民間企業、公務員等、幅広く、社会人になってからも相談できる人が多いです。
金沢の町自体が文化が高く、古き良き日本の伝統が根付いています。
是非金沢大学で学び、社会に羽ばたいて行って頂きたいと心より願っております。