入試情報

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

 経済学類では,多様な社会的課題に対応できる人材の育成を目指し,一般選抜に加えて,高校で専門教育を受けた進学希望者を対象とするKUGS特別入試,及び超然特別入試・帰国生徒選抜・国際バカロレア入試・私費外国人留学生入試を設けています。経済分野に対する興味・関心と,勉学に対する強い意欲を持ち,基礎的資質に優れた人材を求めます。

求める人材(経済学類共通)
  • 経済学・経営学に関する体系的知識を学び,現代社会の諸問題の分析と解決に挑みたい人
  • 国や地域社会の仕事に携わるために必要な専門的知識を身につけたい人
  • 国際的な社会経済の日々の出来事に鋭敏にアンテナを張り巡らせている人
  • 営利・非営利のビジネスに関心を持ち,将来これらのフィールドで活躍したい人

入試概要

金沢大学経済学類では、一般選抜、KUGS特別入試、超然特別入試、帰国生徒選抜、国際バカロレア入試、私費外国人留学生入試、を行っています。入学を希望する方は、受験資格に応じて試験を選択し、受験してください。

選抜の基本方針

  • 一般選抜:基礎学力に加え,国語・数学・外国語の能力を重視します。
  • KUGS特別入試(学校推薦型選抜Ⅰ):現代の文化・社会・経済に関する文章を理解する能力,論理的思考力,表現力に加え,平素の学習活動や大学入学後の計画等を重視します。
  • 超然特別入試(A-lympiad選抜):主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度に加え,社会的課題の解決に取り組む意欲等を重視します。
  • 帰国生徒選抜:現代の文化・社会・経済に関する文章を理解する能力,論理的思考力,表現力に加え,高校時代における体験や大学入学後の計画等を重視します。
  • 国際バカロレア入試:現代の文化・社会・経済に関する日本語の文章を理解する能力,論理的思考力,表現力に加え,社会的課題解決への意欲,国際的に活躍する熱意や大学入学後の計画等を重視します。
  • 私費外国人留学生入試:日本語の文章に関する理解力,論理的思考力,表現力に加え,大学入学後の計画,大学の授業を理解するための基礎的知識等を重視します。
一般選抜

一般選抜は、大学入試共通テストと個別学力検査等及び調査書の結果を総合して選抜を行います。一般選抜の詳しい受験要件、試験科目、配点等の情報については、「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

参考:令和5年度経済学類合格者の入試成績結果は以下のようになっています。

  大学入学共通テスト 個別学力検査等 合計
配点





配点












前期日程 600 492.5 365.5 423.6 900 745.0 526.0 610.0 1500 1206.5 970.5 1033.7
KUGS特別入試(学校推薦型選抜Ⅰ)

KUGS特別入試(学校推薦型選抜Ⅰ)は、高等学校で専門教育に関する一定の単位を修得した者(修得見込みの者)を対象としたものです。KUGS特別入試(学校推薦型選抜Ⅰ)の詳しい受験要件は、「入学者選抜要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

超然特別入試(A-lympiad選抜)

超然特別入試(A-lympiad選抜)は、本学主催「日本数学A-lympiad」において受賞した者を対象とした入試です。超然特別入試(A-lympiad選抜)の詳しい受験要件は、「入学者選抜要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

帰国生徒選抜

帰国生徒選抜の詳しい受験要件は、「入学者選抜要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

国際バカロレア入試

国際バカロレア入試の詳しい受験要件は、「入学者選抜要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

私費外国人留学生入試情報

日本国籍を有さず、かつ一定の条件を満たした者が対象となる試験です。詳しい受験要件は、「入学者選抜要項」をご確認ください。こちら
ページにアクセスしていただくと「入学者選抜要項」及び「学生募集要項」を確認できます。

入学前に読むといい!経済学類教員推薦図書リスト

経済学類では経済学・経営学を中心として様々な分野を学習していくことになりますが、その際には単に講義に出席するだけではなく様々な社会・経済問題に関心を持ち、情報を集めておくことが必要になります。

そこで経済学類では、皆さんの学習意欲を高め,そして今後の研究や情報収集に役立つように図書リストを作成しました。比較的読みやすいものを選んでありますので、ぜひ図書館で手に取って読んでみてください。

図書リスト

  • 大竹文雄『競争と公平感:市場経済の本当のメリット』中公新書, 2010年
  • 伊藤亜聖『デジタル化する新興国:先進国を超えるか、監視社会の到来か』中公新書, 2020
  • 齋藤幸平『人新世の「資本論」』集英社, 2020年
  • 吉田敦『アフリカ経済の真実』ちくま新書, 2020年
  • アビジット・V・バナジー、エステル・デュフロ(村井章子訳)『絶望を希望に変える経済学:社会の重大問題をどう解決するか』日経BP日本経済新聞出版本部、2020年
  • 猪木武徳『経済社会の学び方:健全な懐疑の目を養う』中公新書, 2021年
  • 根井雅弘『経済学はこう考える』 ちくまプリマー新書、2009年
  • 伊東光晴・根井雅弘『シュンペーター:孤高の経済学者』 岩波新書、1993年
  • 吉本佳生『日本経済の奇妙な常識』 講談社現代新書、2011年
  • 岩田規久男『ユーロ危機と超円高恐慌』 日本経済新聞出版社、2011年
  • 阿部彩『子どもの貧困 日本の不公平を考える』 岩波新書、2008年
  • 大泉啓一郎『老いてゆくアジア:繁栄の構図が変わるとき』 中公新書、2007年
  • 湯浅誠『反貧困 :「すべり台社会」からの脱出』 岩波新書、2008年
  • 森岡孝二『就職とは何か:〈まともな働き方〉の条件』 岩波新書、2011年