国際金融論ゼミ

教員名 佐藤 秀樹
研究テーマ 1 フランスの為替政策史
2 欧州中央銀行の為替政策
E-mail h-sato@staff.kanazawa-u.ac.jp

ゼミの紹介

私たちの身の周りに生じている国際金融の問題には、どのようなものがあるでしょうか。毎日、新聞やニュースにおいて、円ドル相場の動き、東京やニューヨークの株式市場の結果、日本銀行の金融政策の動向、また銀行の国内外の経営統合などが伝えられ、いかに変化の激しいフィールドであるかが感じられます。

そのような金融をめぐる国際的な問題も、ある理論の下で政策方針が決定され、制度の歴史が積み重ねられ、国家間のつながりや民間の金融取引の形態が変化する中で、現実として現れてきます。

本ゼミナールでは、国際金融をめぐる問題を理論、歴史、制度、現状の側面からバランスよく理解することを目的とします。現代国際金融論という舞台で展開されるさまざまな現象を分析、調査、考察し、メンバーで議論をする中で、個人の見識を磨くゼミです。

また、学生の自主性と自律性を大切にし、メンバー同士の対話を通して、互いに切磋琢磨して学ぶ場です。教員は必要に応じてサポートしていきます。

基礎的な文献、専門的な文献の輪読、内容の理解、専門用語の確認、独自の視点からの論点提示を通じた発表と、メンバーの意見交換を通して、実力を養います。このような研究作業によって身に付けた知識や、共同作業の経験は、将来社会人として勤める際の基礎的な力となり、調査や発表等の場で役に立つことと思われます。

関心のある方は、遠慮なくゼミの門戸を叩いてください。

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