生活経済論ゼミ

教員名 杉橋 やよい(SUGIHASHI, Yayoi)
研究テーマ 1.賃金/所得の男女間格差の分析
2.ジェンダー統計研究
E-mail yayois@staff.kanazawa-u.ac.jp

ゼミの紹介

従来の経済学は、主に生産・流通(分配・交換)を研究対象とし、消費を私事あるいは生産の一契機としてその枠組みから捨象し、消費(=労働力の再生産)の内実に迫ることはありませんでした。しかし、消費と消費のあり方は生産を規定して経済成長・景気を左右するだけではなく、人類の生存を含め持続可能な社会にとって重要な要素として認識されるにいたっています。

生活経済論ゼミでは、消費や生活に着目し、さらに経済的背景も考察します。本ゼミが取り扱う領域は多岐にわたります。例えば、地域経済活性化、労働市場の規制緩和による非正規雇用の拡大と貧困問題、燃料や食料の高騰と家計、支払われる労働と支払われない労働(ペイド・ワーク、アンペイド・ワーク)、介護問題、生活の社会化と育児・介護の「サービス化」の問題など、です。これら社会経済問題は、生活に少なからず影響を与えています。生活という視点から捉えることにより、様々な問題を明らかにすることが出来るでしょう。

本ゼミでは、生活に関わる諸問題を取上げ、個々人の快適な生活を維持・発展させるためにどうあるべきかを、皆さんと一緒に考えます。

何を取り上げるかは、履修する皆さんと相談した上で決めます。3年次には、関連文献の報告・討議を重ね、履修者全員で共同論文を執筆し、学内外のゼミナール大会で参加・発表する予定です。積極性や自主性はもちろんのこと、ゼミ生お互いを助け合う姿勢も同時に求められます。4年次には、各人が選択したテーマについて1年間卒論の執筆に取り組んでもらいます。

適宜、コンパやスポーツなども組み込み、皆さんとのコミュニケーションを大事にしながらゼミを進めたいと考えています。

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